天使のつぶやきNO3009 

口語訳 古事記 


julaさんのメール(11月7日)

jula です。

という訳で「口語訳 古事記」買ってきました。

金曜日仕事帰りに古本屋3軒、本屋1軒。

土曜日に古本屋1軒、本屋2軒と回って最後にありました。

古本屋はBookOffとかそんなところなのでまず無いだろうなとは思っていましたが、本屋も3軒目でやっととは・・・。

3軒目も歴史とかのコーナーになくて、ここで無ければ

「読む必要無い」

ということなのかなと思いつつ、振り返って、

「さあ帰るか!」

と思ったところ反対側にありました。

口語訳部分が356ページ。

その他解説、資料、索引等まで357ページから494ページ。

ハードカバーで厚さ3.3cm程度、 税込み ¥3499でした。

中身をちょろちょろ拾い読みしてますが、良い本だと感じます。

また、資料性、ちょっとした辞書性も兼ね備えています。

ひふみでの古事記関連の記述などでも、かなり参考になりそうです。


十の卵を八つ生んで、二つ残して行かれたのです。

十二の卵を十生んだことにもなるのです。

五つの卵を四つ生んだとも言えるのです。

のあたりは、日月の巻 第30帖 (203) 国産み、神産みに関連していそうですが、日月の巻 第30帖 (203)では殆ど神名羅列で良く分かりませんが、

「口語訳 古事記」

では、もうちょっと、10柱単位であったり、それも男神・女神二人で一柱と数えたり単位、順番など整理してかかれています。

また、2番目のアマテラスの岩戸隠れも、実はアマテラスの詔別け(ノリワケ)による言い逃れに端を発しているようにも見えます。

これがスサノウを敗者としてしまったような感じも。

まだまだつまみ食い程度しか眼が通せていませんのでなんともですが、できれば「口語訳 古事記」参考にされてはどうでしょう?

ということで。


julaさんの次のメール

jula です。


トッチさんのメール

julaさんへ
「口語訳 古事記」は3499円ですか。。。
奮発しましたね!
古事記はjulaさんに頼っちゃいます。
難解な部分が一気に進みそうですね。

大奮発です ^^;)

ひふみを読む、もしくはひふみの難解であったり、不明点を当たるには、

どうもなるたけ正確な解釈、

もしくは変な解釈されていない古事記を参考にするのが良さそうに思いました。

ネット漁っても色々な結果で??

ってこと多いですし。

下手すると日本書紀と古事記がごっちゃになっていたり、どうしても天皇寄りのお話としてまとめられちゃっているものが多いようです。

その点、この「口語訳 古事記」は序の部分で、


「日本書紀のようには天皇家を称揚することはなく、かえって古代国家や天皇たちへの疑いを生じさせてしまうような、そのような部分をたぶんに抱え込んでいるのが古事記です。」

ということを認識し、かつその前提で古老に語らせるというスタイルにしています。

ついでに、ひふみ自体も文語体というよりは口語体で構成されているものが多いようですから案外相性がいいかも?などと思いました。

どなたか、古事記に興味あるかたいらしたら、是非読んでみてください。


トッチさんのメール

また、2番目のアマテラスの岩戸隠れも、

「実はアマテラスの 詔別け(ノリワケ)による言い逃れに端を発しているよう」

にも見えます。

この部分はもう少し詳しく説明できればお願いしたいの ですけど。。。


http://www2u.biglobe.ne.jp/~gln/77/7704/770405.htm

770405[須佐之男命]

... 私の子供と云うことになります。

先に生まれた三柱の女神は、お前が持っていた十挙剣(トツカツルギ)から生まれました ... と、命じました。

やがて出来上がったその勾玉(マガタマ)は、大変神聖なものだったので、八尺(ヤサカ)の勾玉と名付けられました ...

www2u.biglobe.ne.jp/~gln/77/7704/770405.htm

- 19k - 補足結果 - キャッシュ - 関連ページ

長いので、必要な部分だけに縮めています(jula)


05 [須佐之男命]

〈須佐之男命スサノヲノミコトの追放〉

さて、この国を追放された須佐之男命は、

「そう云うことならば、私は、姉君の天照大御神の処へ行って、訳を申し上げ、お暇乞いをして、亡き母君のいる妣(ハハ)の国へ参りましょう。」

と、言って、姉君が治めている、天上の世界の高天原へと昇って行きました。

ところがその途中、荒々しい須佐之男命の足音で、山や川は悉く鳴り響き、まるで地震のように揺れ動きました。

天照大御神(アマテラスオホミカミ)は、弟が追放されたことは知っていましたが、そんな荒々しい振る舞いをして来るのに驚き、

「私の大事な弟ですが、わざわざこうして高天原に昇って来るのは、きっと邪(ヨコシマ)な心からでしょう。」

「私が治めているこの国を、奪い取ろうとして遣って来るのに違いない。」

と、仰って、そのような荒々しい弟に立ち向かうために、早速身なりを男の姿に整えられました。

まず、髪を解(ホド)いて二つに分け、男の髪型である角髪(ミヅラ)に結い直し、その髪が乱れぬように縛った鬘(カヅラ)にも、また、左右の手にも、それぞれに、五百箇の勾玉(マガタマ)を連ねて作った長い玉飾を着けました。

更に、背中に、千本の矢を納めている矢筒を背負い、脇腹にも、五百本の矢を納めている矢筒を帯びました。

更にまた、左の手首には、矢を放つときに、強い弦の音が出るように竹の鞆(トモ)を巻き付けました。

こうして勇ましい男神のお姿になった天照大御神は、手に握った弓を振り立て、力強く大地を踏み締めると、両足はまるで腹まで沈むようでした。

それから、泡雪を蹴散らすかのように、大地の土を跳ね返しては、踏み締め踏み締め、少しも恐れる様子もなく、弟が昇って来るのを待ち受けていました。

やがて、高天原に昇って来た弟に向かって、

「お前が、こうして私の治めている国へ遣(や)って来たのは、一体どう云う訳なのですか。」

と、厳しい声で問い質しました。

すると、須佐之男命は、

「私は、何も邪(ヨコシマ)な心を以て、この国へ昇って来たのではありません。勿論、姉君に背くような気持など、少しもありません。」

「私は、どうしても姉君にお会いしたくて遣って来たのです。」

「その訳を申し上げましょう。」

父君の伊邪那岐大神が、私が泣き喚いているので、

『どうしたのだ。』

と、その訳をお尋ねになりました。

それで私は、

『妣(はは)の国へ行って、亡くなった母君にお会いしたいのです。』

と、申し上げると、父君は、

『それでは、この国に住んではならぬ。何処へでも行ってしまえ!』

と、仰って、私は追放されてしまいました。

私は、どうしても妣(ハハ)の国へ参りたいのです。

でも、その前に姉君にお会いして、お別れの挨拶をしようと思い、こうして高天原に昇って来たのです。

誓って申し上げます。

それ以外に、私は何も隠していることなどありません。

勿論、姉君に背く心など、少しもありません。

と、申し上げました。

天照大御神は、その言葉を聞いて、

「お前は、口ではそう言うけれども、これまでのお前の振る舞いを見ていると、直ぐには信じられません。」

「お前が、本当に何も隠していない清らかな心を持っていることを、どうしたら知ることが出来ましょうか。」

と、仰ると、須佐之男命は、

「それでは、姉君と私と二人で、神に誓いを立てて、誓約(ウケヒ)をすることにいたしましょう。」

「そうして、神の御意のままに、それぞれに子供を生んで、その子供によって、私の心が清らかであるかどうか、判断することにしたらいかがでしょうか。」

と、申し上げたので、天照大御神は、頷いて、

「それでは、そうすることにしましょう。」

と、仰って、二人は固い約束をしました。

誓約(ウケヒ〉

天照大御神と、建速須佐之男命は、愈々、高天原を流れている天の安河(ヤスノカハ)を挟んで、神の御意を尋ねる誓約の儀式を執り行うことになりました。

「それでは、私から始めましょう。あなたの持っている十挙剣を、私に貸して下さい。」

天照大御神はそう言って、須佐之男命が腰に帯びている長い剣を貰い受けると、それを忽ち三つに折りました。

そして、その剣の柄の緒に連なっている玉飾が、きららかな美しい音色を響かせている間に、その剣を、天の安河の中の、天の真奈井(マナイ)の清らかな水で洗い清めて、それを口の中に入れて噛みに噛みました。

そうして、口の中から、ふうっと吐き出すと、その息が清らかな霧となって、その中から三柱の神が現れました。

初めに現れたのは、多紀理毘売命(タキリビメノミコト)と云う女神で、この名は、川の急な流れを意味しています。

別の名を奥津島比売命(オキツシマヒメノミコト)と云いますが、これは、沖の島に住んでいる女神、と云うことです。

次に現れたのは、市寸島比売命(イチキシマヒメノミコト)です。この名は、尊い島に住んでいる女神と云う意味です。

別の名を狭依毘売命(サヨリビメノミコト)と云い、この名は船が寄る処に住んでいる女神と云う意味です。

次に現れたのは、多岐都比売命(タギツヒメノミコト)と云い、この名は、早瀬に住んでいる女神と云う意味です。

こうして、天照大御神が誓約の儀式を終えますと、須佐之男命が、

「今度は、私が行います。姉君の、左の角髪の巻いている玉飾をお貸し下さい。」

と言って、五百箇の勾玉が連なっている玉飾を貰い受けました。

それから、その玉飾が、きららかな音色を響かせている間に、天の真名井の清らかな水で洗い清め、口の中に入れて噛みに噛んでふうっと吐き出しました。

すると、その息が清らかな霧となって、その中から、正勝吾勝勝速日(マサカアカツカチハヤビ)天之忍穂耳命(アメノオシホミミノミコト)と云う神が現れました。

この名は、稲穂と太陽を現している男神です。

更に、天照大御神の右の角髪に巻いている玉飾を貰い受け、同じようにして口の中に入れ、噛みに噛んで吐き出した息の霧の中から現れたのは、天之菩卑能命アメノホヒノミコトです。この名も、稲穂と太陽を現している男神です。

次に、天照大御神の髪の鬘カヅラに巻いている玉飾を貰い受けて、同じようにして、噛みに噛んで、吐き出した息の霧の中から現れたのは、天津日子根命(アマツヒコネノミコト)です。

この名は、太陽の子の神と云う意味です。

更にまた、天照大御神の左の手に巻いている玉飾を貰い受けて、同じようにして、噛みに噛んで吐き出した息の霧の中から現れたのは、活津日子根命(イクツヒコネノミコト)です。

この名は、生き生きとした太陽の子と云う意味です。

次に、天照大御神の右の手に巻いている玉飾を貰い受けて、同じようにして、噛みに噛んで吐き出した息の霧の中から現れたのは、熊野久須毘命(クマヌクスビノミコト)と云います。

この名は、熊野に住んでいる不思議な霊、と云う意味です。

須佐之男命の、誓約によって現れた神は、以上合わせて五柱です。

ここにおいて、天照大御神は、須佐之男命に向かって、

「後から生まれた五柱の男神は、私の身に着けているものから生まれたのです。」

「ですから、当然この五柱の男神は、私の子供と云うことになります。」

「先に生まれた三柱の女神は、お前が持っていた十挙剣から生まれました。」

「従ってその三柱の女神は、お前の子供だと云うことになります。」

と、仰って、その区別をはっきりと明らかにされました。

さて、先に生まれた、三柱の女神のうち、多紀理毘売命は筑紫の国の宗像(ムナカタ)の奥津(オキツ)宮に鎮座しておられます。

次の、市寸島比売命は、同じ宗像の中津(ナカツ)宮に鎮座しておられます。

次の、多岐都比売命は、同じ宗像の辺津ヘツ宮に鎮座しておられます。

この三柱の女神は、筑紫の国の一族である宗像の君らが、大事にお仕えしている三座の大神です。

後から生まれた五柱の男神のうち、天之菩卑能命のことですが、その子供は、建比良鳥命(タケヒラトリノミコト)と云い、その名は、

「天降って辺境を平定する、」

と云う意味です。

 〈須佐之男命の乱暴〉

さて、誓約の儀が終わった後、須佐之男命は、大層嬉しそうな顔をして、天照大御神に向かい、

「私が、姉君に対して、何も邪な心を持っていないことが、これでお分かりでしょう。」

「私の心は清らかなのです。」

「だから、私の生んだ子供は、ご覧の通り、心の清らかな優しい女の子供たちだったのです。」

「こういう結果になったのですから、この誓約の勝負は、当然私が勝ったことになりますね。」

と言って、躍り上がって喜び、勝った勢いで、あちこち荒々しく飛び回った末、天照大御神が、自分の手で自らお作りになっていた、大事な田圃の中へ踏み込んで、畔(アゼ)路を滅茶苦茶に壊してしまったり、田圃に水を注ぎ入れる溝を埋め立ててしまったり、更にまた、その年の新穀を捧げてお祭りをする神聖な御殿の中に上がり込んで、あちこち糞を垂れて回るような、酷ヒドい乱暴を働きました。

天照大御神は、須佐之男命のこんな乱暴な振る舞いを見ても、子供のような可愛い弟のすることだから、と思われたのか、少しも咎めようとしませんでした。

そればかりか、ほかの神々が、

「いくら弟君だからと云って、目に余ります。あんな乱暴な振る舞いをするのを、どうして黙っておいでになるのですか。」

と、眉をひそめて言うのにも、

「御殿の中に糞を垂れたと言いますけれども、あれはきっと、弟が酒に酔って具合が悪くなり、あちこち吐き散らしたまでのことでしょう。」

「子供のようなあんな弟のことてすから、許して上げて下さい。」

「それに、田圃の畔路を壊したり、溝を埋めたりしたと云うことですが、畔路や溝も、耕せばまた新しい田圃になると思って、遣ったことでしょう。」

と、弟の振る舞いを、全て良い方に執って言い訳をし、庇(カバ)っておられました。

ところが、須佐之男命は、姉君がそう言って自分を庇ってとると云うことを聞いても、少しも反省せず、益々乱暴な振る舞いを続けました。

以下略(jula)


古事記研究所

http://www.geocities.jp/tomasanjp/

古事記研究所第四分室(天照大神と須佐之男命)... _^;)

天の安の河の誓約天照大神と須佐之男命は天の安の河の両岸に立ち、誓約を行うことにした。

まず、 天照大神が須佐之男命の十拳剣を受け ...にそれぞれ祭られている。

次に須佐之男命が天照大神の八尺の勾玉の五百箇 ...

www.geocities.jp/tomasanjp/kojiki4.html

第四分室へようこそ!

早速続きを始めたいと思います。

天照大神と須佐之男命

須佐之男命の昇天

追放された須佐之男命はまず天上の天照大神に挨拶をする為に高天原にむかった。

その時、地上の山も川も悉く揺れ動いたので天界の天照大神は非常に驚いた。

「弟がこの国を奪おうとして、やってくるにちがいない。」

と、考えた天照大神は髪を角髪(みずら)*1 に結い、八尺*2の勾玉の五百箇の御統の玉(いおつのみすまるのたま)を髪にも左右の手にも巻き持ち、背には矢筒を背負い、勇ましく弓を降りたて、足を踏み鳴らし、雄たけびを上げて、須佐之男命に問いだたした。

「何をしにまいったか!!」

「私は、姉上に対してなんの謀反心もありません!!」

「母の国に行きたいといったところ父に追放されたので、行く前に姉上に挨拶に参っただけです!」

「それをどう証明する?」

そこで須佐之男命は答えた。

「では、私のいっていることが正しいかどうか、各々で誓約(うけい)*3 により子を産みましょう!」

*1、角髪は男の髪型。ここでは戦いの為に男装をしたことを示している。

*2、一尺は約33cmぐらい。しかし八という数字から非常に長いと言う意味であると思われる。

*3、神意を問う、占い。

さて、追放されたと言うのに呑気なスサノオは高天原に向かいます。

本人いたって呑気なのですがアマテラスの方は心穏やかではなかったようです。

何で弟が来るだけで戦いの準備をしなければならないのでしょう??

アマテラスとスサノオの間には記載できない事件が過去におこっていたのでしょうか?

と、すると・・・非はきっとアマテラスに会ったと考えられます。

なぜならば、スサノオに非があるのならば隠す必要がないからです。

なぜアマテラスが臨戦体制を取らなければならなかったのか、堂々と書けばいいからです。

アマテラス側に非があるからこそ、記述できなかったと考えられます。

皇室の正当な祖先神であるアマテラスに間違いがあってはならないのです。

いやいや、なかなか怪しい記述が続きますねぇ。

ところで余談ですが、アマテラス男神説の根拠の一つに伊勢神宮に治められた男物の衣装というのがあります。

私が思うにこれは、この時のアマテラスの衣装を模したものではないでしょうか?

魅力的な根拠ですが、押しが弱いようです(^_^;)

天の安の河の誓約

天照大神と須佐之男命は天の安の河(あめのやすのかわ)の両岸に立ち、誓約を行うことにした。

まず、

天照大神が須佐之男命の十拳剣を受け取り、

三つに折り、天の真名井(あまのまない)*1 にて漱ぐと、噛み砕いた。

その吹き出す息から誕生した神々の名は

多紀理毘売命=たきりびめのみこと(またの名を奥津島比売命=おきつしまひめのみこと)

市寸島比売命=いちきしまひめのみこと(またの名は狭依毘売命=さよりひめのみこと)

多岐都比売命=たきつひめのみこと

の、合わせて三柱の女神である。

この三柱の神は、宗像三神となり、

多紀理毘売命は胸形の奥津宮(おきつみや)に

市寸島比売命は中津宮(なかつみや)に

多岐都比売命邊津宮(へつのみや)に

それぞれ祭られている。

次に須佐之男命が天照大神の八尺の勾玉の五百箇の御統の珠を受け取り、天の真名井にて漱ぐと、噛み砕いた。

その吹き出す息から誕生した神々は正勝吾勝勝速日天之忍穂耳命=まさかつあかつかちはやひあめのおしほみみのみこと

天之菩比能命=あめのほひのみこと

天津日子根命=あまつひこねのみこと

活津日子根命=いくつひこねのみこと

熊野久須毘命=くまのくすびのみこと

の、合わせて五柱の男神である。

ここで天照大神は須佐之男命に向かっていう。

「ここで生まれた五柱の男神は私の持ち物から生まれたのだから、私の子である。」

「先ほど生まれた三柱の女神はおまえの持ち物から生まれたのだから、おまえの子である。」

*1、神意を図る時に使う神聖な水の湧く井戸のこと。

須佐之男命の勝さび天照大神の言葉に須佐之男命は勝ち誇って叫ぶ。

「では、私の心が正しい事が証明されました!!」

「私の勝です。」*1

勝に奢った須佐之男命はとんでもない行動に出る。

天照大神の田の畔を壊し、溝を埋め、神殿の食堂に屎を撒き散らした。

しかし、そのような行いにも天照大神は怒りはしなかった。

須佐之男命の行動は益々エスカレートし、とうとう彼は、神の衣を織る神聖な機織部屋に馬の逆剥ぎの皮を投げこみ、驚いた機織女を死に追いやってしまう。

ここにいたって、とうとう天照大神は須佐之男命の振る舞いに激怒した。

*1、手弱かな、女性の神が生まれたと言うことは、自分に荒荒しい心がなかった、という事の証になるから

さて、あんなに強気だったアマテラスが一転エライものわかりのいいお姉さんにかわってしまいます。

変ですね〜!!

誓約の結果、スサノオが突然、傍若無人な振る舞いにでるのも少々違和感を覚えます。

戦いの準備までして、迎えたスサノオをどうして???

誓約の結果、誕生した三柱の女神と五柱の男神とは、いったい何なんでしょう???

アマテラスの気持ちをここまで変えてしまう隠された事実とは??!!

しかもこの時誕生した男神のうちの一人、オシホミミの子はこの後スサノオの子孫である大国主を滅ぼしてしまうのです・・・・

う〜ん・・・

ミステリー( ̄ー ̄)

・・・(ッてこればっか・・・(^^ゞ・・・)

ところでスサノオが犯した罪と言うのは、延喜式の大祓詞の中にある「天つ罪」の中の

畔放=アナハナチ(田の畝を壊す事)

溝埋=ミゾウメ(水路を埋めてしまうこと)

屎戸=クソヘ(汚い物を撒き散らす事。)

逆剥=サカハギ(獣などを殺し、皮を尻の方から剥ぐ事)

に、あたります。

稲作においてのやっては行けない事という事で、重い罪と考えられています。

そこまでの大罪を犯したスサノオを見逃したアマテラスも侍女の一人が死んだ事にはとうとうキレテしまいます。

(日本書紀にはアマテラス自身が傷ついたとの記述があります。)

そして、あの有名な天の岩戸のお話につながっていきます。


以下、補足します。(jula)


「では、私のいっていることが正しいかどうか、各々で誓約(うけい)*3 により子を産みましょう!」

この誓約により、スサノウは男の神を産み、アマテラスは女の神を産んでいる。

次に、正勝吾勝勝速日天忍穂耳命という名前は、本来は男神を生んだことが勝ちであることを意味しており、古事記の記述は明らかに矛盾したものである。

これについては、古事記編纂時の女帝への配慮による改変などの説が出されている。

正勝吾勝→正に勝つ、我が勝つ→男が生まれたら勝ち

日本書紀では男を産んだ方が勝ちと明言しているようです。

一方、古事記では、「誓約(うけい)」での勝ちはどちらであるのか?は明言されていないようです。

まあ、男神を産んだ方が勝ちという常識があったように思えます。

女神を産んだアマテラスはここで天照大神は須佐之男命に向かっていう。

「ここで生まれた五柱の男神は私の持ち物から生まれたのだから、私の子である。」

「先ほど生まれた三柱の女神はおまえの持ち物から生まれたのだから、おまえの子である。」

と、唐突に言ってのけたそうです。

どうも、これは、常識的に、男の神を産んだ方が勝ちということであるので、何とか体裁を取り繕うために言ってのけた言訳のように思えます。

しかし、スサノウはアマテラスの詔別け(ノリワケ)による言い逃れには言及せず、敢えて

さて、誓約の儀が終わった後、須佐之男命は、大層嬉しそうな顔をして、天照大御神に向かい、

「私が、姉君に対して、何も邪な心を持っていないことが、これでお分かりでしょう。」

「私の心は清らかなのです。」

「だから、私の生んだ子供は、ご覧の通り、心の清らかな優しい女の子供たちだったのです。」

「こういう結果になったのですから、この誓約の勝負は、当然私が勝ったことになりますね。」

アマテラスは体裁を整える言訳をしてしまった以上、これ以上反論も出来なくなってしまったのでしょうね。

実際のところは、自分が女の神を産み、負けであったが故、大きいことを言えなくなったとも思えます。

さて、あんなに強気だったアマテラスが一転エライものわかりのいいお姉さんにかわってしまいます。

変ですね〜!!

誓約の結果、スサノオが突然、傍若無人な振る舞いにでるのも少々違和感を覚えます。

(ほらほら、本当のところ俺の勝ちなのを、わざわざ詔別けなんてしやがって、でも、それも反論せずに聞き入れてるんだからな〜 なんてスサノウの腹の内のコトバが聞こえてきそうです)

そんなこんながあったので、アマテラスはスサノウの傍若無人な振る舞いにかこつけて、全てをスサノウのせいにしてしまえと画策した岩戸隠れとも読めそうです。

となると、

岩戸の中に居るのは、恐れ、疑いなどの心をもったアマテラス

もしくは

元々岩戸の中に本当の?アマテラスは居ないで、偽物のアマテラスを居れた。

なんて事も考えられそうです。

ちなみに「口語訳 古事記」であればこの部分、解説付き5ページでまとまっています。


トッチさんのメール

トッチです。

julaさん、ありがとうございます。

よく分かりました。

アマテラスは皇室の皇祖神とされていますから、アマテラスに非があったり疑わしい面があると都合が悪い事になりますね。

そして権力を無力化すると言われるスサノオが尊ばれる存在でいると、これまたある立場にとって都合が悪いので、何とか話を上手く取り繕ったような印象を受けます。

この話によって世の末まで脈々と伊勢系が絶えることなく存続しえた礎となったとしたら、アマテラスのお隠れは人類にとってまさに岩戸閉めな事件となるようですね。

スサノオも何か理由があって暴れたのかも知れませんね。

アマテラスに絡んだ事として。

その辺は(アマテラスサイドの?)情報操作で上手く隠されているのかもしれません。

実は、スサノオは

「アマテラスが地上界のサタン牧場化に利用される事を薄々感じていたのかもしれない」

なぁ〜なんて色んな妄想が浮かんでは消えたりして・・・。