天使のつぶやきNO4017 

パンタ笛吹の帝国現地レポート [TUP速報] 


太陽のコメント

最近のアメリカ事情の報告です。

気楽に読める内容です。

何かの参考になれば!


パンタ笛吹の帝国現地レポート [TUP速報]

http://www.asyura2.com/0505/war70/msg/250.html

投稿者 white 日時 2005 年 5 月 13 日 17:04:20: QYBiAyr6jr5Ac

□パンタ笛吹の帝国現地レポート [TUP速報]

http://groups.yahoo.co.jp/group/
TUP-Bulletin/message/538

パンタ笛吹の帝国現地レポート(27)

コロラド州ボルダーから、1年半ぶりに、レポートをお届けします。

今回は、最近読んだニュースや論考の中から、個人的に「うーん」とうなった記事を、ダイジェスト版でまとめてみました。

                      (パンタ笛吹/TUP)

★ イラクの状況は、ますます泥沼

4月半ば、ブッシュ大統領はテキサスの米軍基地で、「イラク戦争は非常にうまく行っており、米国はイラクに民主主義の苗を植えることに成功した」と意気高々に演説した。しかし、現地の米軍高官たちからは、まったく違った本音がもれてくる。

「バグダッドで司令官たちと話したが、戦況は公表する以上に不安定で危ない。安全なはずのグリーンゾーンの中でさえ砲弾を撃ち込まれるので危険だ。もし夜に外を出歩こうものなら、たぶん朝には首なし死体になって見つかるだろう」・・・パトリック・ラング将軍

「武装抵抗勢力には、協力するたくさんの情報提供者たちがいる。彼ら密告者たちは、まるでタコの足みたいに、新しい政府内や新設の国軍内に浸透している」・・・ウォルター・ブキャナン将軍

「もしイラクが分裂するようになれば、それは1947年のインドとパキスタンの分裂と同じくらいに醜い争いになるだろう」・・・元国務相副長官、デイビッド・マック

「内戦になったら、ブッシュ大統領は、米国の力だけでも闘い抜くつもりだ。われわれの政策は、イラクを植民地にすることなのだから、そうはたやすく手放しはしない」・・・米軍に近い情報源の言葉

ロバート・ドレイファス  ローリング・ストーン誌 5月5日号
http://www.rollingstone.com/politics/story/_/
id/7287564?pageid=rs.Home&pageregion=
single7&rnd=1115325831843&has-player=
unknown

★ アメリカへの観光客が、減りっぱなし

 9/11以降、テロとの戦いを宣言して以来、アメリカのイメージがずいぶんと色あせてしまったようだ。そのせいで、海外からの旅行者の数も激減し、何百億円という観光収入を失っている。 ドルの価値が下がっている今、米国旅行は以前よりもずっと「お得」なはずなのに、観光客は減る一方だ。

  米観光協会のダウ会長は、「世界中の人々がアンチ・アメリカ感情を持ち、わが国のことを要塞国家のように受けとめているようだ。このままイメージダウンが続けば、世界のコカコーラやマクドナルドの売り上げにもひびくだろう」とこぼしている。

ファイナンシャル・タイムズ紙   5月8日
http://news.ft.com/
cms/s/9d3b32bc-bfe8-11d9-b376-00000e2511c8.html

★ 石油・天然ガスの取り合いが激しくなった (長い論考なので、最期の数行だけ訳します)

 世界のエネルギー需要が急増しつづけているのに、石油や天然ガスの供給がそのペースに追いつかないのが現状なのだから、石油・天然ガスをめぐる圧力は、これからますます激しくなるだろう。 

 ブッシュ政権はすでに2001年5月の時点で、世界のエネルギー資源動向を分析し、対策を練っている。ブッシュ政権はイラク侵攻が石油のためではないとくり返し否定しているが、イラクの石油をコントロールできれば、将来、中国との石油争奪競争において、圧倒的な優位に立てることは百も承知だ。

 実際、エネルギー資源確保の問題が、ただ単なる経済の領域から、国益を守るという国策の領域に移行すれば、それは政治的手腕の使い方しだいでは軍事政策にまで影響を及ぼす。 

 そうなれば、偶発事件への対応や、あらゆる緊急事態への対抗策が練られることになり、ささいな事件が危機に発展し、また危機が紛争や戦争にまでエスカレートする可能性もある。 

 そういうわけだから、次の20年間は、大変な時代が来ると覚悟しておいた方がいい。

マイケル・クレアー トム・デスパッチ   5月9日
http://www.tomdispatch.com/index.mhtml?pid=2400_

★ 逮捕されたアルカイダのトップは、人違い?

 数日前、パキスタンの警察が、アルカイダの「ナンバー・3」を逮捕したことを受け、ブッシュ大統領は、「リビア人テロリスト、アル・リビーはビン・ラディンの最高幹部であり、彼の逮捕によりアメリカ人と自由を愛する人々への危険は回避された」と、誇らしげに語った。

  ところがこのアル・リビーはFBIの危険人物リストにも載っておらず、ヨーロッパの諜報専門家は、「彼はアルカイダの中堅クラスでしかなく、組織の中では浮浪者レベルだという者もいる」と指摘している。

  実際、1998年に東アフリカの大使館爆破を指揮したFBIのお尋ね者がいるが、彼もまたリビア人で、名前はアナス・アル・リビーという。
 今回、パキスタンで捕まったのはアブ・アル・リビーで、別人だ。 
これはただの人違いだったのか、それともテロとの戦いの成果を歌い上げるためのプロパガンダだったのだろうか?

イギリス サンデー・タイムズ紙  5月8日
http://www.timesonline.co.uk/article/0,,2089-1602568,00.html

★ 年金改革のトリック、みっけた

 ブッシュ大統領は全米を遊説してまわり、いま押し進めている年金改革のすばらしさを訴えている。その売り文句は、「富裕者の年金を減らして、中産階級や低所得者を助ける」というものだ。

  去年の秋、ブッシュ大統領は減税について、「減税の恩恵にあずかる大部分は、低所得層と中所得層だ」と主張しながら、実際には、トップ10%の最裕福者や年収2千万円(1ドルを百円とした場合)以上の高所得者が減税で大金を手にしただけだった。 

 ここで、改革後の実際の数字を、所得層別にシミュレートしてみると・・・
*年収170万円のスーパーの店員の場合・・・減税はほぼゼロで、年金は据え置き。

*年収600万円の中所得者の場合・・・約10万円の減税を受けるが、リタイヤー後に受け取る年金が、改革前よりも、年間65万円減ってしまう。

*年収1億円のリッチマンの場合・・・年間500万円の減税の恩恵にあず かり、年金の減少額は94万円にとどまる。

ポール・クルーグマン ニューヨーク・タイムス紙 5月9日
http://www.nytimes.com/2005/05/09/
opinion/09krugman.html?pagewanted=print

★ 戦争はウソから始まる

*1898年のキューバ・・・キューバに派遣された米戦艦メイン号は、ハバナ湾で突然爆発して沈没、250人の米国人乗組員が死亡した。米政府はそれをスペイン軍からの砲撃のせいだと非難し、スペインとの戦争を始めた。その結果、米国はキューバ、プエルトリコ、フィリピンを手中に収めた。

 ところが最近の海底調査で、戦艦メイン号は、ボイラー事故か火薬庫の暴発で、内側から爆発したことが判明。スペイン軍の攻撃ではなかったことが、科学的に証明された。

*1915年の大西洋・・・ドイツ軍は、ニューヨークからロンドンに航行中の米客船ルイジアナ号を、「大量の違法武器を運んでいるので、攻撃する権利がある」という理由で撃沈、千数百人が死亡した。
米政府は無実のルイジアナ号が被った悲劇を理由に、第一次世界大戦に参戦、10万人以上の米兵を戦死させた。 

 ところが最近の海底調査で、沈没したルイジアナ号が発見された。その船内には違法の武器が山と積まれていることが判明した。ルイジアナ号は当時の国際法に違反していたのである。

*ベトナム戦争開始の理由となったトンキン湾事件のウソと、イラク戦争の大量破壊兵器のウソは、みなさんがすでにご存じのとおり。

ハーヴィー・ワッサーマン コロンバス・フリープレス紙 5月8日
http://www.freepress.org/columns/display/7/2005/1123

★ コンドームを許して! 新ローマ法王へのお願い

 カトリック教会にとって、いちばん邪悪なセックス・スキャンダルは、司祭たちの小児性愛ではなく、バチカンのコンドーム嫌いだということに、新ローマ法王ベネディクト14世は早く気がついてほしい。

 ここに、エイズ蔓延に苦しむブラジルのカトリック教徒たちの訴えを紹介しよう。

「カトリック教会が、世界にエイズが広がるのを助けたのです。コンドーム使用を禁止するのは間違ったことで、神はそれを許さないでしょう」・・・カトリック教徒で、エイズ・ニュースの編集者

「もし私がローマ法王なら、まずバチカンの教会の地下に、コンドーム工場を造るでしょう。人々がエイズにどんどんと感染しているのに、食料や薬だけを送ることに何の意味があるというのでしょう」・・・カトリックの司祭

ちなみにこの司祭の部屋の壁には、ガラスの額縁に入ったコンドームが飾ってあり、そこには、「緊急時にはガラスを壊すように」と書かれている。

「私は人生を神に捧げています。私は子供たちがエイズに感染するのを見過ごすわけにはいきません。ですから、私がバチカンの掟を破って子供たちにコンドームの使用を勧めるのを、神は許してくれるでしょう」・・・少年エイズ患者専門の孤児院で働く尼僧

「枢機卿たちは年長なので、その多くの経験のぶん、もっと賢くなってほしいんです。私みたいなHIVビールスを持ったティーンエイジャーは、コンドームを禁止されたらボーイフレンドもできないし、結婚もできないんです・・・HIVに感染した17歳のカトリックの少女

 また、中米のエルサルバドルでは、教会が率先して、すべてのコンドームのパッケージに、「この避妊具は、エイズの予防には役立ちません」と表示しなければならないという法律を成立させた。

 エルサルバドル人のカップルが最初にセックスをする時に、コンドームを使う割合は、4%以下という致命的な調査結果も出ている。

ニコラス・クリストフ  ニューヨーク・タイムズ紙 5月9日
http://www.truthout.org/docs_2005/050905H.shtml

★ テレビの小話の、パンチラインを二つほど

 「年金制度ができる前は、米国民は定年の年齢が過ぎても、ずうと長く働かなくてはいけなかったらしいね・・・いまシェールが働いているようにね」

                    ジェイ・レノ

 「世論調査によると、ブッシュ大統領の評価が47%まで下がったのに、奥さんのローラ・ブッシュの人気が80%もあったんだってね。
 その結果表をローラが夫にわたすとき、こう言ったそうだ。
 『ねえあなた、ちょうど私たちの大学の成績みたいね』」

コナン・オブライエン

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