報道官は、公邸でコンピューターや書類を押収したと明らかにした上で、「23日、公邸で大統領に事情聴取を行う予定」と述べた。ハアレツ紙(電子版)は婦女暴行の疑いがあるとしている。捜査は女性からの被害届けを受けたもので、大統領は容疑を否定している。大統領には任期中の犯罪で免責特権があるが、警察は捜査することができる。
イスラエルでは20日、ラモン司法相が、女性兵士にわいせつ行為をした罪で検察に起訴される見込みとなり、辞表を提出したばかり。レバノン紛争での停戦成立後、セクハラ疑惑に大揺れになっている。
http://newsflash.nifty.com/news/ta/ta__yomiuri_20060822id24.htm
「戦争は失敗だった」イスラエルで首相辞任求め抗議(読売新聞)
【エルサレム=三井美奈】レバノン紛争で動員され、停戦後に復員したイスラエル軍予備役兵や家族らが、「政府はイスラム教シーア派組織ヒズボラ攻撃に失敗した」として、21日からエルサレムの首相府前でオルメルト首相の引責辞任を求める抗議活動を始めた。
予備役兵らは首相府前にテントで野営し、「戦争は失敗だった」「指導部は責任をとれ」などのプラカードを掲げ、連夜デモを行う構え。
21日夜には約200人が集まった。レバノン南部から復員したという大学生シャイ・ザクスさん(31)は22日、「ヒズボラは武装したままで、なぜ今停戦するのか理解に苦しむ。戦場では指揮系統が混乱し、政府の準備不足は明らかだった」と主張。元将校のジル・ギウダさん(78)は「首相は指揮能力がない。こんな軍隊に孫を兵役に出すのはいやだ」と述べた。
[読売新聞社:2006年08月23日 00時36分]
http://newsflash.nifty.com/news/ta/ta__yomiuri_20060821id23.htm
シリアとの交渉求める意見、イスラエル政府内で強まる(読売新聞)
【エルサレム=三井美奈】イスラエル政府内で、ヒズボラの影響力拡大を防ぐため、ヒズボラ支援国であるシリアとの交渉を求める意見が強まっている。
オルメルト首相が率いる第1党カディマのディフテル公安相は21日、国軍ラジオで「シリアとの交渉は正当なものだ」と指摘した上で、和平達成のため、シリアの要求に応じてゴラン高原からのイスラエル軍撤退も考慮すべきだと主張した。労働党のペレツ国防相も、「シリアとの交渉を準備する時だ」と主張している。
「対シリア交渉」支持が拡大している背景には、シリアを孤立化させたままではヒズボラへの武器供与が止まらないばかりか、シリアがイラン接近を強めるとの懸念がある。ハアレツ紙によると、リブニ外相は、シリアとの交渉の可能性を検討する特別主任を任命した。
[読売新聞社:2006年08月21日 22時56分]