No.112  縁(えにし)


生まれ育った故郷の大阪
二十余年暮らした大好きな大阪
仕事の都合でその大阪を離れたのが11年前。
今では大阪に生家はなく、家族も引越し、私も東京に居を構えました。
いわば大阪との縁も切れていた私なのですが、club305というこれまた不思議な「縁」で、4年前に続き、再び帰阪できることとなりました。

『新大阪、しんおおさか・・・』
2007年10月29日10時27分、私が乗車したのぞみ号は定刻どおりに新大阪駅に到着しました。
オフ会幹事の方との打ち合わせが15時の約束ですから、随分と早い大阪到着です。
早速在来線に乗り換え大阪駅へ直行。
帰阪最初の目的、JR大阪駅地下でサンマルコのカレーを食らう。(爆)

いや、サンマルコのカレーは東京でも食べることができるのですが(店舗は非常に少ないですが)大学時代、通学及びバイト帰りに食べまくったこの店舗で食べておきたかったのです。
味は東京と同じはずなのですが、思い出というスパイス入りのほうれん草カレーは格別に美味かったですな。
「いやあ、美味かった!懐かしかった!」
そう呟きながら店を出た途端、ショックな出来事が・・・。
今日の為に買ったネクタイにカレーソースが付着!
あわてて唾などつけて(爆)カレーを落とそうと試みるも、逆効果で見事なシミに!
「ちくしょう!サンマルコめっ!」
こぼした自分の責任を棚に上げて、思い出があるはずの店に悪態を突くSTILL。(笑)

「安物のネクタイでよかった・・・」そう負け惜しみを言いながら次なる目的地へ・・・。
阪急百貨店をぶらぶら歩いてお茶をし、阪神百貨店の食品売場を冷やかし、紀伊国屋書店で帰りの新幹線で読む本を漁り、ちびっと阪急電車に乗り・・・。
嬉しかったですなあ。
全く特別でないような行動なのですが、大学時代にタイムスリップしたようで本当に楽しく『梅ブラ』させていただきました。

「おっ、もうこんな時間かいな」
歩き回って疲れた長い脚を癒すべく(汗)、疲労を回復させるために無理やりハーゲンダッツのアイス(カップ入り!ダブルでねっ!)を食べ終えたSTILLは地下鉄御堂筋線に乗り込みフェスティバルホールがある淀屋橋に向かいます。

淀屋橋駅の階段を登り、目の前に中之島の景色が広がった瞬間、胸に熱いものがこみ上げてきました。
大好きな大阪の中でも特に好きな中之島。
図書館、公会堂、日銀、フェスティバルホール・・・穏やかに流れている堂島川、本当に絵になる街ですよねえ。
オフ会はフェスティバルホール隣にあります朝日新聞社ビル1Fのラウンジで開催されるのですが、ここは一旦素通りしまして田蓑橋を渡り、福島の合同庁舎へ。
そう、前にもブログに書いたと思うのですが、この場所こそ「愛と死をみつめて」の大島みち子さんが軟骨肉腫と戦っておられた大阪大学付属病院があった場所なのです。


阪大付属病院は移転し、現在は大阪中之島合同庁舎が建っています。



正面の茶色い建物が当時のまま残っているダイビルで、吉永小百合さん主演の日活映画「愛と死をみつめて」のロケにも使われました。


ミコとマコの「愛と死をみつめて」が爆発的なブームとなったのが1963年、当時生まれてもいなかった私ですが、お二人の往復書簡「愛と死をみつめて」を読み、またミコさんの日記「若きいのちの日記」からは特に大きな影響を受けました。
心から尊敬する大島みち子さんと、私はお会いする縁はおろか、同じ時代に生きるという縁もなかったのですが、数十年という時代を超えて、遺された文章を読むという形で知ることができました。
そして今日もこの場所で思いに耽ることができる・・・これも縁なのでしょうかねえ。

堂島川の川面に向かってミコさんの大好きだった曲「川は流れる」(仲宗根美樹さん) 「アカシアの雨が止むとき」(西田佐知子さん)を絶唱して・・・嘘! ちょっと口ずさみつつ、オフ会会場に足を向けました。

♪カランカラン・・・
オフ会会場となるラウンジ「トップT」の扉を開け(えっ、扉を開けた時音がしませんでした?・・・おかしいなあ勘違いか・・・あっ!この音は布施タンの芝居コーナーの音だった!)空いてる席へ。
コーヒーなど飲んで待っておりますと、程なく幹事の皆様がご到着!
ササッとテーブル上のカップを端に寄せ、今日の参加者一覧や、会の企画進行表、その他資料を前に綿密なる打ち合わせをする・・・はずもなく(爆)

打ち合わせたこことと言えば
「Mさん、今日はどんな感じでやります?」
「全部STILLさんにお任せしますんで!」
・・・知らんぞ!本当にハンカチ落としやったらどうすんのさ!
綿密な打ち合わせは以上で終了。以後貸切の部屋の準備が整うまでウダ話が爆裂です。
そうこうしている間に、続々とオフ会参加者の皆さんがトップT店内に集結。
ほとんど店舗ジャック状態でございました。
さあ、会場の準備も整い『club305 off-line meeting in OSAKA』スタートです!

ご都合で遅れて来られる方、途中で退席される方もいらっしゃいますが、総勢24名(見事に申込者全員がご出席!)のオフ会というのは圧巻でございます。
幹事のMさんに促され、最初に私がご挨拶をすることになったのですが、ホント照れました。
「えー、皆さん今日はわざわざ遠いところからお集まりいただきましてって、実は私が一番遠いんですけどもね!」 ここで笑をとるつもりだったのですが、イマイチ不発でございまして、その後何をしゃべっていたのか記憶にございまへん。(汗)

幹事のMさん、Nさんの挨拶に続きまして参加いただいた皆様にも簡単な自己紹介をいただきました。
とは言え大人数ですから、なかなかお顔とお名前も一致しませんので、幹事さんいお願いし名札を用意していただいておりました。
しかし、バラエティーにあふれるハンドルネームが書かれた名札、ずらっと24枚を目にしたウエイターさん、ウエイトレスさんは料理を運びつつ何を思っていただろうか・・・。(爆)

形通りの自己紹介が終われば、あとはひたすら飲み、食べ、語る!
せっかくですから皆様全員とお話できればと思い、『謎のアンケート』片手に、全てのテーブルを回らせていただきました。
初めてオフ会に来られる方、ファン歴の長い方、短い方、いろんな方がいらっしゃいましたが、布施さんという共通の趣味を持っておられる同士ですから、初対面でも久ぶりでもすぐに打ち解け、笑いの絶えない楽しい雰囲気でございました。

オフ会の内容はいろいろありすぎて全部は書けませんが、ひとつ面白い場面をご紹介しましょう!


幹事さんの発案で布施タンに還暦祝い(爆)の寄せ書きを渡そうということになり・・・
「STILLさん、色紙の真ん中に何て書いたらいいですかね?」
「うーん、秀樹・感激の向こうを張って【あきら・かんれき!】でいいんじゃない?」
「じゃあ、そう書きます!」
「・・・。(おいおい、マジで書いてるよ!!!)」
見開き型の素敵な色紙に一生懸命【あきら・かんれき】とタイトルを書いている某女史。
その彼女にSTILLが衝撃の一言
「色紙・・・上下逆じゃない?」
「えっ!あ〜っ!!!」
ご安心ください。上下逆となったその色紙には皆さんに寄せ書きをお願いし、STILLが頂戴いたしました。


激励のメッセージありがとうございました!


で、布施タンに渡す色紙は別にご用意しまして、次は誰が布施タンに渡すかが焦点に!
「ここは男性の方がいいですよねえ、皆さん!」
・・・やばい。この場に男性はSTILLと会社を早退して駆けつけてくださった○○さんしかいない!
お鉢が回ってくる前に手を打っておかなければ・・・。

「今日ね、私の席は2階なんですよ。どうしても渡せっていうならブーメランみたいに色紙を布施タンに向けて投げますけどね!へっへっへっ!」
我ながら完璧な逃げ口上!
結局、その大役は女性陣の全会一致で○○さんに決定!
「うわー!そんな大役を・・・」慌てふためく○○さん。
この様子を見ていたオフ会初参加の△△さんに、「これはね、オフ会恒例の罰ゲームなんだよ」と誤った情報を伝えるSTILL。(爆)

その後は謎のアンケート集計結果発表とジャンケン大会(大汗)、各種プレゼントコーナー(脂汗)、記念写真の撮影と続き、盛会のうちにclub305 off-line meeting in OSAKAはお開きとなりました。
サイトの開設以来、何度も書いていることなのですが、ネットだのサイトだのという、実際に形もないようなモノを通じて、全国の布施ファンが情報を書き込み、また見ることによって繋がる縁。
その縁が、今回のようなオフ会でまた広がる強くなる!
このような素敵な縁を演出してくださった幹事の方に、オフ会に参加してくださった方に、そしてclub305をご覧の全ての方に、心より感謝申し上げます。
本当にありがとうございました!!

では皆さん、2008年にはclub305 off-line meeting in NAGOYAでお会いできることを楽しみにしております!
STILLも2008年の名古屋オフ会参加させていただくがや!(ベタな語尾・・・)




以下こぼれ話・・・

私と同年〜チョイ下(笑)の女性お二人がオフ会に参加してくださいまして、会の最後にご挨拶をしたんですね、「今日はどうもありがとうございました!」と。
その後開演前のフェスティバルホール入口でまたお二人とお会いしましたので、「これまたどーも、今日は本当にありがとうございました!」ともう一度ご挨拶をしたのです。
で、そこで別れまして私はパンフを買い、ジュースなど飲んで自分の席を探しますと、なんとその席がさっきのお二人の後ろ!(汗)
またまた「いやあ、どうもどうも、これまた凄い偶然で・・・」などとシドロモドロな挨拶を。
心を落ち着けて開演を待っていましたら、誰かが私の肩を叩く。
「すみません、そこ私の席ではないかと・・・」
そう、私は間違えて人様の席に座っていたのでございます。
顔から火が出るほど恥ずかしく、慌てて席を立ちまして、もう一度チケットの席番を・・・!?。
私の本当の席は、『お二人の隣』だったのです。(大汗)
やばい・・・これじゃあストーカーだと思われる・・・。(爆)


今回の大阪ライブ、会場の反応も良く布施タンもノリノリ!
気がつけば開演から2時間を経過しても、未だ花束タイム続行中!
いつもなら歓迎すべきことなのですが、なんせ最終の新幹線(21:20新大阪発)に乗らねばなりませんから、内心ヒヤヒヤ。
本当に本当に申し訳ないことですが、『布施タン、アンコールの2曲目はワンコーラスだけにしといて!』と祈ったほどです。
しかし、布施タンは万感の思いを込めてアンコール2曲目もフルコーラス熱唱!!
『布施タン!新幹線の時間がぁ〜!』
大声出してお伝えしようかと思ったほどです。
20:40を過ぎてもライブは継続中!!!
20:45!布施タンが最後の曲を歌い終え、舞台の袖に入るや否や転がるように走り出し、同じ新幹線で帰る名古屋方面のお二人との待ち合わせ場所に急行!
フェスティバルホール前で拾ったタクシーに3人が転がり込むように乗り(笑)、一路新大阪駅へ。
お陰さまで最終の新幹線に無事乗車することができました。
実にスリルのあるライブでございました!


(2007.10.30)


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